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魅惑のニキシー表示管で時計を作ってみる

in12_6.jpegin12_9.jpeg

これはニキシー表示管(別に数字に意味はない)

数字を表示する古いデバイス。
ボーっと光る数字が、なんか味があっていい感じ。
1960~70年代頃には、駅の券売機とか、ピンボールマシーンとか、
レジスターとか、いろんなところで使われていたけど、
最近ではほとんど見かけない。
たしかに僕の古い記憶では、よく親父に連れられて行っていた
ホームセンタのゲームコーナーにあったピンボールマシーンが
これだった気がする。

チョイと調べてみると、
「ニキシー管とは? ネオンガスを充填したガラス管の中に
 数字の形をした電極が入っており、電圧を加えるとネオン放電
 により発光する表示素子です。しかし、150V程度の高電圧が必要...」

って、150V!危険だ。
数字を表示するだけなのに大袈裟すぎ。だから廃れたのか。

うーん、まさにレガシーデバイス。
なんかロマンを感じるのは僕だけか。

と思ったら、世の中には好き者がいるもんで、
数年前からこれで時計を作るのが密かに流行っているらしい。
最近ではキットも発売されている。こことか、こことか。

うー僕もニキシーで時計作ってみたいー
でもキットじゃつまんなーい

ってなわけで、まずはニキシーを手に入れるべく、eBayで検索。

やっぱり出品されていたので、6個セットのやつを落札。
出品者はリトアニアの人。
ニュースでは聞いたことあるけど、何処なのかさっぱりわからん。
でも、1週間ほどで無事にモノが到着。

in-12b-s2s.jpg

型番はIN-12B。旧ソ連製みたい。

Webでデータシートを拾ってきて見てみると、
IN-12A_IN-12B-englishs.jpg

ホントだ150V~170Vの電圧が必要だって。やっぱチョット怖いぞ。
でも電流はそんなでも無いのでなんとかなりそう。

電源に関しては、あとロジック用に5Vが必要。

そうすると電源はざっと言ってこんな感じか。

・元電源は家庭用AC100V。
・安全のため、100V-12Vトランスを2個互い違いに接続してグランドを切る。
・AC100Vを両波倍電圧整流回路で昇圧。これでDC230V位になる。
・そいつをツェナーダイオードでDC160V位に減圧する。
・5Vは2個のトランスの真中からAC12Vを引き出して、ブリッジでDC変換。
・そいつを3端子レギュレータでレギュレートしてDC5V。

それからロジック部。
最近はPICマイコンなんかにプログラム書いて作るのが流行だけど、
ライターとか持ってないので、汎用デジタルICで組もう。

ざっと言ってこんな感じかな。

・クロックはクリスタルモジュールで12.8MHzを発生させる
・そいつを74HC390デコードカウンタ×3で分周して128Hz。
・さらにそいつを4040デコードカウンタで1/128して1Hz。
・それから...UPカウンタに...BCDコードを......

あーめんどくさいのでここでは略。

さて次はドライバー部。
ここが問題。
なんせ160Vでっせ旦那。そんなの扱える半導体あるんかいな。
ってありました。唯一のニキシー表示管専用BCDデコーダー兼ドライバー、74141。

74141_1s.jpg

でもすでに生産中止で、プレミアがついて価格高騰してるらしい。
またeBayに頼るか。

ところが、ダメ元で秋葉原に行ってみると、ラジオストアーのIC専門店で
すんなり見つかった。
1個300円也。6桁なんで6個購入1800円。やっぱりチト高い。

んで、あとは回路図書いて、気合と根性で製作。

P1040715s.jpg

こんな感じに完成。

ケースはコムサの雑貨コーナーで売ってたCDラック。
角の丸みや色が雰囲気合ってイイ。
フロントのパネルはブラウンのアクリル板。

P1000013s.jpg

裏はすんごいことになってしまった。
実験しながら作ったので、基盤はデカイは、配線は長いは。
無理やりケースに詰め込んで、一部はみ出してしまった。
なんで裏は開けっ放しー。
って160V流れてるんだぞ!危険だって。

我が家のメインクロックとして、テレビの上に設置。
静かに時を刻むやさしいオレンジの数字。
リビングが暖かくなった気がする。
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  1. 2005/03/25(金) 12:34:14|
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