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さぁ、ポケットに入れてでかけようか:Texas Instruments TI-2550

1950年代後期に発明された半導体集積回路(IC Integrated Circuit)は、
1970年代に入ると高集積化が進みLSI(Large-Scale Integrated Circuit)に発達した。

この技術進歩によって生み出された製品のひとつがポケットカリキュレーターである。
それまでデスクの上に据え置いて使う形態だったカリキュレーターが、
ポケットに入れて持ち運べるまでに小型化された。
この革新的な製品には多くのメーカーがこぞって参入し、
星の数ほどのポケットカリキュレーターがこの世に産み落とされた。

その草分けがテキサスインスツルメンツ社(以下TI 社)である。

実はICを発明したのはTI 社。
彼らはICを実用レベルにまで進化させ、1967年、Cal-Tech calculatorという
世界初の手のひらサイズのカリキュレーターを発表した。
まだこの世にLEDディスプレイは無く、計算結果表示はサーマルプリンタで
紙リボンに印字するもの。重量は1.3キロあった。
Cal-Tech calculatorは量産販売はされなかった。

彼らはこのCal-Techの技術を日本のキヤノン社に持ち込み、
共同開発により1970年、初の量産ポケットカリキュレーターPocketronicを
発表することなる。

さて、お勉強はこのくらいにして、僕のお気に入り自慢である。

DSCF1000s.jpg

これはTI 社から1974年に発売されたTI-2550

当時としては新しいメモリー機能を備えたポケットカリキュレータ。
表示はちゃんとLEDディスプレイが使われている。

DSCF1001s.jpg

この通り、手にしてみるとかなり大柄である。

ポケットカリキュレーターの「ポケット」は男性のシャツポケットだということなので、
実際に入れてみた。

DSCF1047s.jpg

うーん、入ったぞ。ギリギリだけど。
ま、アメリカ人のシャツはきっとデカいので、ポケットもデカいだろうということで
無理やり納得。

DSCF1004s.jpg DSCF1005s.jpg

角張った自動車を思わせるデザイン。まるで同時代のフルサイズセダンのようだ。

このTI-2550の特筆すべき点は、色使いが最高にイイこと。

DSCF1018s.jpg

黒と白とオレンジとスカイブルーのキー色使いと配置は、
どう考えても見た目の美しさを優先している。

だって新機能のメモリーキーが目立たない黒だもん。
メーカーの心情なら一番目立たせたいところでしょ。
どこぞの国のどこぞの大手メーカーだったら、
他のキーより一回り大きくして、メッキとかかけてバッチリ目立たせちゃうでしょ。
いま時だったら青いLEDで光らせたりしちゃって。

グッと堪えて美しさ優先。泣かせるねぇ。

さぁ、ポケットいっぱいに美しいカリキュレーターを入れてでかけてみようか。
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  1. 2005/06/02(木) 22:12:23|
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